皆様、初めまして。株式会社東忠ソリューションと申します。
またネクスゲートより既に東忠ブログを御存じの方、
ご観覧いただき有難うございます。
本日よりWordPressのブログへ移行しました。
このブログでは引き続き、
・社内の動向・近況
・社員へのインタビュー
・セミナー情報
・展示会情報
といった、様々な情報を発信してく意向です。
さて、先日、弊社社員がMicrosoft社のHoloLensを購入しました。
■Holo Lensとは・・・?
現実とバーチャルを融合したMR(Mixed Reality,複合現実)の体験をリアルタイムで可能にするスマートレンズです。
…と文章で見ただけでは、では実際それを掛ける事によって、
どんな利便性が有るのか?
MRとはどんな事が出来るのか?
などといった疑問点が浮かぶばかりですね。
最近ではポケモンGOが流行りましたがあれは…MR?AR?
MRもVRも、現実とバーチャルが融合されています。どちらとも、
PCのシステムで構築されたリアリティある3次元のシーンを、
グラス越しに体験する事ができる
というのが共通部分です。
MRは、そこに更に“空間“が出来ているので、他人と共有し合う事ができます。現実世界に居ながら3Dの物体が空間に置けるので、
現実世界で非日常的なバーチャルが体験することができます。
例えば、農業体験をしてみたい…という場合、
畑へ行かなくても、その場で農業体験をすることができます。
ポケモンGOは空間には置いたり、触れないのでARになります。
位置情報を取得し、3Dで表示する機能だけ欲しい、という具合の場合にはGoogle Glass(AR)が向いるでしょう。
話は戻りますが・・・
さすがMicrosoft、シンプルで洗練された、近未来感が感じられるデザイン。
このレンズを掛けたら何が出来るのだろうという期待が膨らんでゆきます。
早速、掛けさせてもらいました。
多少重量感がありながらも、しっかり固定されるので小走り程度ではずれませんでした。
レンズ越しに手を広げると、目の前にWindows10ののウィンドウが浮かび上がりました。大げさに動作をした方が反応が良かったです。
言語は英語です。多少発音がぎこちなくても、言葉に応じてくれました。
もう少し具体的に何を体験したかをご紹介します。
体験❶ ゲームアプリ『Roboride』
まず一番最初めに体験したのは『Roboride』というゲームアプリです。
空間にメニューが浮かび上がり、GameStartを押すと、
目の前の壁に穴が開き、そこから宇宙船が現れ、小型ロボットが
各方向から襲い掛かってきました。
プレイヤーは右手出し、つまむ動作するとビームが発射されるので狙いを定めて当てて倒していきます。
MRとしてとても良い例のゲームだと思いました。
空間を共有できるので、誰かと協力すると尚楽しくなりそうです。
体験❷ Skypeでの遠隔作業デモ
Skypeも入っていました。PCのSkypeと遠隔操作ができ、
PC上の画面に描いた線がHolo Lens側にも反映されます。
例えばPC側から、指定の場所にある、指定の物を指定の場所に置いて欲しい、というような指示があった場合、口頭では上手く伝える事は難しく、作業ロスに繋がります。
どこにあるのか、どの物なのか、どこに置くのかも空間に印をつけるだけで、瞬時に把握できます。
実際体験してみると、口頭で説明されて探すより倍近くのスピードで作業を終わらせる事ができました。
次回からは、このHoloLensを通して一体何が出来るのか、
考察・開発に取り組む様子のインタビューを記したいと思います。